県民の健康を守り続ける、便利なシステム「おきぐすり」

●わたしたちの目標

本会は、配置薬制度を通じて県民の保健衛生に寄与し、会員の職能的水準を高め、もって地域社会に貢献することを目的とします。
県民の健康に対する関心を高め、会員においては薬の提供時に正確で的確な情報の提供ができるように資質の向上に努めます。
また、会員の日々の営業活動によって山間僻地だけでなく、現代の医療難民と呼ばれる人たち、つまり全ての県民に対して医薬品配置販売業を通じ、薬と情報の提供を行うことを目標とします。
更に、県民及び地域社会の健全な発展のために福祉活動及び薬事関連活動等に積極的に参加します。
医薬品配置販売業と我々の協会が全ての県民から愛され、親しまれ、必要とされる存在になれるよう努力して参ります。

●おきぐすりの仕組み

 
「おきぐすり」は、薬事法での正式な名称は「配置販売業」。以前は「売薬」といわれていましたが、昭和18年の薬事法で「売薬」という言葉が廃止されたため、今日では配置販売業と呼ばれています。配置販売業は人間の生命や健康に重大な関係を有するため、薬事法では厳しく制限されています。
販売方法は、配置販売業の許可を得た販売業者や配置員が、直接、消費者の家庭を訪問して、くすりをあらかじめ消費者に預け、次回、訪問したときに消費者が服用した分だけの代金を集めていくというものです。
法律的には「配置販売業」ですが、一般には販売の形態をそのまま表現して「おきぐすり」と呼んでいます。

●おきぐすりの種類

 
越中富山の「反魂丹」、大和の「陀羅尼助」や「奇効丸」「奇効丸」の流れを汲んだ「六神丸」、さらに、甲賀の「万金丹」、肥前田代の「万金膏」などから始まった「おきぐすり」は、その長い歴史の中で幾多の製品を生み出し、ロングセラーとして育ててきました。
現在「おきぐすり」として使用されている薬の種類は、約5,000品目。それらを大別すると、口から飲む内用薬(内服薬)と、口以外のところから吸収する外用薬に分けることができます。
内用薬には、病気によって溶ける時間や溶け方がちゃんと調節されている「丸剤」「錠剤」「カプセル」などのほか、すぐに溶けて吸収されやすい「粉薬」、なめることで口やノドの粘膜に効く「トローチ」、甘くて飲みやすい「水薬」などがあり、風邪、腹痛、頭痛、などの症状に合わせた調合がされています。
また、外用薬には、「目薬」「点鼻薬」「消毒薬」「うがい薬」「はり薬」「ぬり薬」などの他、肛門から挿入して腸の粘膜や毛細血管に吸収させる「座薬」、あるいは傷口に直接貼る「絆創膏」などがあります。
こうした数々の薬の多くは、利用者のニーズを正確に察知し、いち早く対応することができる「おきぐすり」のシステムの中から生まれています。

●おきぐすりの現状と将来

 
一般薬と一口でいっても、遠く明治以前からある伝承薬、家伝薬、配置薬、薬局で扱われる一般薬、最近の医療薬から転用された新一般医薬品まで、多種多様にわたります。こうした医師の処方箋を必要としない一般薬は、これまでにも手軽なくすりとして、深く生活の中にも浸透してきました。
最近は、厚生労働省から毎月発表される「医薬品・医療用具等安全性情報」にも一般医薬品の情報が増え、PL法の実施やインフォームドコンセントの実施等により、医薬品への関心が高まっています。
なかでも、江戸時代から続くセルフメディケーション(自己治療)の必需品「おきぐすり」はもっともポピュラーな存在です。しかし、最近は、生産の伸び悩み、コストの増加、後継者不足、経営基盤の弱さなど、さまざまな問題を抱えているのが現状。そのため、配置販売業の経営の近代化、経営規模や経営方式の適正化など、配置販売業の振興発展のため、近代化事業に積極的に取り組んでいるところであります。


社名 公益社団法人
鹿児島県医薬品配置協会

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